和風恋愛ファンタジー

海神夜話

——あの夜、私は愛する女を喰らった。

巫女神話三角関係古代日本
Story

あらすじ

占いも祈祷もままならぬ「出来損ない」の巫女が、海辺で拾ったのは――物を食べたことがない、未熟な神だった。

遥か古代、海と森に抱かれた珠流可(するが)の村。
巫女・千沙帆(ちさほ)は、自分の居場所を見つけられずに苦しんでいた。

ある夜、海で溺れかけた銀髪の青年・穂積(ほづみ)を助ける。
神にも人にもなれぬ海神の子。
何も食べたことがないという彼に、千沙帆は初めての一口を差し出す。

幼馴染の若長・隼彦の、愛と支配の境を見失った執着。
村を飲み込む災厄の足音。
「喰らう」という禁忌が二人を絡め取るとき、千沙帆は何を選ぶのか――。

海神夜話
Characters

登場人物

千沙帆

穂積

隼彦

真問

武彦

この作品を読む

命の循環。個と群。人と神。
「喰う」をテーマにしたロマンス小説です。

— ほしのかな