Novels

小説一覧

目的地はどこへでも。

01
はしばみ小屋の魔女
連載中 ハイファンタジー 魔女 獣人 ボーイミーツガール

はしばみ小屋の魔女

復讐を願う少年と、死にたがりの魔女。これは——忘れるためのテイル。

代償と引き換えに、どんな願いも叶える全能の魔女、リリアン・ロア・レヴァンス。
偉大なる魔法の代償は『彼女と過ごした日々の記憶』。
忘却と喪失のなかでリリアンは願う。
「誰かの記憶に残ること」それから「長い旅の終着」を。

02
海神夜話
完結 巫女 海 神話 三角関係 古代日本

海神夜話

——あの夜、私は愛する女を喰らった。

占いも祈祷もままならぬ「出来損ない」の巫女が海辺で拾ったのは――物を食べたことがない、未熟な神だった。
幼馴染の若長・隼彦の、愛と支配の境を見失った執着。村を飲み込む災厄の足音。
「喰らう」という禁忌が二人を絡め取るとき、千沙帆は何を選ぶのか――。

全34話・約8万文字

03
私とイチと好きな人
完結 恋愛 片想い 一方通行 演劇部

私とイチと好きな人

記録的な猛暑日。イチの恋はこうして終わった。

好きって、どうしてこんなに難しいんだろう。
台詞じゃ隠しきれない気持ちが、胸の奥で騒ぎ出す。
これは、私とイチと、好きな人のお話。

全6話・約2万字・創作大賞2025恋愛小説部門 中間選考通過作品

04
月夜の釣り船
連載中

月夜の釣り船

釣りの話です。――たぶん。

誰にも邪魔をされたくない。ひとりで釣りをする、大切な時間。
……だったのだけれど。
「先輩、見てください! 今日は仕掛けを自作してみたんです!」
なぜか最近、後輩がついてくるようになった。大きな声でよく笑い、いつもちょっと距離が近い。
――月夜の海で始まる、釣りと恋?の物語。

不定期更新

05
雛鳥たちのサーカス
短編・掌編 ショートショート 幻想小説 仄暗い

雛鳥たちのサーカス

サーカスが来るよ。輝く幻想を引き連れて。残るものはなアんにも無い。

迷子の心を連れ去って、 世界のほつれを縫い直して、 残酷で、優しい幻を見せてあげる──。
これは、現実の裏側でひっそり開かれる、 壊れかけた心と失われた声のための、演目たち。

掌編連作

06
あの恋の話をしよう
短編・掌編 恋愛 切ない 淡い 青春

あの恋の話をしよう

そっとそっと。内緒話のように。

本当は言えなかった「好き」も、置き去りにしたままの涙も。
今ならやっと、静かに話せる気がする。

恋愛掌編集

07
短編・掌編 読み切り ホラー SF

禁書読書家

人の全てを暴き、命の価値が明確になるその本を『禁書』と呼ぶ。

人は一冊の本とともに産まれてくる。
そこには、その人間の過去も未来も、死に至るまでのすべてが記されている。

人々はそれを畏れを込めて「禁書」と呼び、
限られた者だけが、その運命を読み解くことを許されていた。

08
短編・掌編 短編 読み切り 冒険 砂漠 ラクダ

放浪者

旅人は帰らない。それはこの世界の決まりごとのようなものだった。

砂と風の世界で、若き放浪者ヴィスタは迷う。
地図は古び、方角は揺らぎ、信じた指針は当てにならない。
それでも彼は歩く。
すべてを背に負い、頼れるのは共に旅を続けてきた相棒ノーブル──言葉を持たぬラクダだけ。

約5000文字

09
短編・掌編 読み切り お題小説 宇宙 バディ 三角関係

惑星に抱く

地球儀を回せば、還る場所が見える──。

宇宙の静けさに抱かれながら、ふたりは言葉と沈黙を交わす。
幼い日々、分かれた道、そして今にいたる軌道。
握った手の温もりが教えてくれる。
これは、ありがとうと、またねを交わす旅。
※地球儀をお題にした小説です。

10
短編・掌編 読み切り ホラー 実話

赤い人

あれは、夢だったのだろうか。 それとも、今も私を探しているのだろうか。

彼を初めて見たのは、五歳の秋。
熱で寝込んだ私の部屋に、
夕暮れの赤が差し込み、そして「彼」が現れた。

何度も繰り返される、同じ夢。
夢の中の彼は、少しずつ、少しずつ、近づいてくる。